25/05
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5/2 屋久島7日目は花之江河沢を遡行してまいりました。

長めの行程になるので朝は早めに淀川登山口へ、5時前に到着しましたが、すでに駐車地はいっぱいなので少し下った路肩に停めさせていたただきました。そこからもどんどん車が上がってきます。

まずは登山道を黒味岳の分岐を少し越えたあたりまで、そこから藪漕ぎがはじまります。今まで藪漕ぎと思っていた笹藪等はもはや藪漕ぎではない、本物の藪漕ぎとはこれじゃ!ってな感じで大変しんどい薮をかき分け黒味北沢へ。ゴーロ帯といっても岩がデカイ!しかも所々滑る。沢下降は久しぶりなのでかなり気を使いながらの遡行にて体力が奪われます。やっと小揚子沢に入ってもまだ目的の沢は先です。結局、目的の花之江河沢に到達するのに6時間近くかかってしまいました。そこまでの道のりも面白いって言えば面白かったけど、、さほど特別ではなかった、長い割には見所がない、今回の遡行はハズレかなと思い始めてきた頃に、、、おおおお、、、異世界か?と思えるほど美しい渓相が広がってきました。道中の苦労が報われた。疲れも吹っ飛びます。幸せを噛み締めて進みますが、ハッピーエンドでは終わらなかった。最後に藪漕ぎ。相方に”こりゃ無理でっせ”と泣き言を言い、藪漕ぎお手本を見ながらなんとか薮を越えました。最後は再びよく整備された登山道を歩き終了。

屋久島の岩は本当に大きい。落ちたらダメージが大きい高さなので結構緊張します。ところどころ滑るのも怖い。

なんとか辿り着いた花之江河沢、終盤が本当に素晴らしい。写真では感動が伝わりにくいのが残念。

綺麗だった〜。