
中央アルプス 宝剣岳からの木曽駒ヶ岳
21日に中央アルプスの宝剣岳と木曽駒ヶ岳に行ってまいりました。
参加メンバーは40代女子(女子とは呼ばんね)3人。これはもう、お花畑山行間違いなし!となるところを今回は合宿山行の練習という位置付けなので、しめるところはしめて(?)行きましょう!
3連休最終日という事で、菅の台のバスの混み具合が心配でしたが、車の性能と運転手の腕でぐいぐいスピードを上げて(勿論、法定速度内&安全運転!)で早い時間に駐車場に到着できたので、45分ほどの待ち時間でバスに乗りその後も問題なくロープウェイに乗ってあっという間に千畳敷駅へ。
ロープウェイの駅を出て広がる千畳敷カールの景色にワァオ!
雪の時期は何度か来ていますが、緑の時期は初めて。これは素敵だー!と感動していると、隣ではこの山行を企画してくれたメンバーが感極まった表情。ずっと来てみたかった場所という事で感激しています。うんうん。そんな感動に立ち合えてこちらも嬉しい。
さて、絶景を見たら、じゃ、なんか美味しい物を食べて帰りますか、とお花畑山行ならなりかねないですが、今回はトレーニング!
ということでちゃんと登ります!まずは極楽平まで、標高が高いのゆっくりを心がけながら。30分程で稜線へ出るのでなんとも贅沢ですね。それではいざ宝剣岳へ!
三沢岳分岐からは私が要望し、やや過重装備かなとも思いつつもハーネスもつけてもらいました。メンバーとは岩練習も行った事があり、安定して岩場が登れるのは分かっていましたが、なんせ高度感があり、踏み外したら終わりという場所で安定した動きができるかな?と心配していたのです。
しかし心配は杞憂で、一番のビビりは私でした。。。涙目でトロルの舌に上がる事を拒否。無理ですもんロープ無しで高い所。見てるだけで怖いので”落ちないでね~”と叫びつづけながらカメラマンに徹して写真をパチリ。
宝剣岳は宝剣山荘からピストンで登る人が多く、切れたった所が多い南壁ですれ違いが少なかったのは助かりました。
宝剣岳は頂上はあれ?まさかの標識が無い。3年後はどこで撮った写真かわからなくなるね〜と言いつつ。パシャリ。
無事、宝剣岳山荘まで降りて後は木曽駒まで。ここからは人が沢山になるので、お互いだけではなくすれ違いや追い越しのタイミングや声掛けを気にしつつ歩きます。
無事登頂!ちょっと雲が出てきてしまいましたが、十分に景色がを楽しむことができました。
さて、本日のご褒美スイーツはソフトクリーム。最高でした。やっぱご褒美なしでは山登れませんね。
稜線は名残おしい絶景でしたが、午後から天気が下り坂。
雷雨の可能性もあり、ロープウェイが混むのも止まるのも避けたいので後ろ髪を引かれながらも帰路へ。
何度か振り返って緑の千畳敷を楽しみながら下山しました。
絶景あり、岩場あり、気持ちの良い稜線歩きありの贅沢なルートでした。企画、同行してくれたメンバーに感謝!