■二日目
二日目の24日は、双六小屋から野口五郎小屋まで歩きます。
前日、双六小屋のおにーさんに
「僕はコースタイムの3分の2で歩きますけど、それでも8時間かかりますが、大丈夫ですか?」
と、鼻で「ふん」と笑われました(ような気がしました)が、
「そんなことわかっとるわ。うちら、これでも山岳会だでね」
と言い返すこともできず、曖昧な笑みで返す典型的な日本人を演じてみました。
まあ、妙齢(+○十歳)の女子二人、しかも小屋泊まりとなれば、心配になったんでしょうね、おにーさん。
そんなおにーさんの心配をよそに、この日は、幸先よく、晴天から始まりました。
朝日だー!
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モルゲンロートだー!(双六ね)
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しょっぱなから、ちょーテンション上がります。
黒部川源流の方へ下ると…
紅葉だー!
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黒部五郎もこんにちは。
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振り返ると、双六&三俣蓮華(たぶん)。
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景色を存分に楽しみながら、岩苔乗越を経て、憧れの水晶岳へ!
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…んが、頂上が思いのほか狭く、団体さんに占領されており、ちょっと興ざめ…。
風が強く寒かったこともあり、そうそうに撤退いたしました。
でも、水晶岳から野口五郎方面へのルートは、人が少なくて、静かな山旅を楽しむことができました。
槍も見えたしね。北鎌の稜線だね。
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野口五郎。でっかいなー。きれいだな。
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最後の登り。
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野口五郎を越えると小屋が見えました。
おつかれー。
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昭和レトロないい感じの小屋でした。
水晶岳往復も含めて、全工程10時間行動でした(休憩など含む)。
(続く)