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昔から冒険”的”な事が好きだった。※本物の冒険をする度胸は当時も今もない。

学生の頃は興味は海外に向いていたので長期休みの度にバックパック一つで放浪。はじめは教会、モスク、古い街並みなど人が造った物に惹かれたが、次第にサハラ砂漠、ウユニ塩湖など大自然の神秘に惹かれていった。社会人になり流石に数ヶ月の旅をしている時間はなく、なかなか大自然に触れる機会はとれなかった。

そんなこんなで月日は流れ、あ、山やろう!と思ったきっかけは。マレーシアのキナバル山を登頂した時。

登山ではなくマラソン&観光目的でボルネオ島に行った際、空いた2日間をどうするか?程度の強い思い入れがあって登ったわけではなかった。しかし実際登った山頂で今まで見たことのない景色に衝撃を受け、”あ、山はじめよう”。と。もっといろんな山を見てみたい! とそこから一年掛けて仕事を辞めて、山を知るために山小屋&スキー場でバイトをし、休みの度に山に登る生活に。次第により”冒険”に憧れる気持ちが強くなり、一般道ではなく、より冒険的な要素の強いアルパインをやろうと。だが、ひとりではアルパインは難しい、、丁度、家の事情で、地元名古屋に戻って来ることにもなり、それを機に若駒山岳会に入会しました。

やはり本物の冒険をする度胸はないけど、年々衰える体力と向き合いながら、知識、技術、経験を積み上げて、挑戦と安全のバランスをとりつつ、越えた者しか見れない景色を見るため冒険な山行を、今後も続けていきたいと思います。

(写真:キナバル山頂付近)