24/11
09

●きっかけ
・11/6~11/7にかけて、冬型の気圧配置になり、高い山では雪になったということで、今季初の雪山登山を試みる。
・気象庁の推計積雪深分布では白山で5cm程度。確認を兼ねて白山に登ってみることに。

 
●大倉尾根(平瀬道)
・大倉尾根の下部は、ブナの純林が広がる。この登山道の魅力の一つである。
・少し標高を上げると、ダケカンバ林となる。すでに葉を落としており、芸術味豊かなオブジェを形成。
・白山は他の山域と違い、亜高山帯に位置する針葉樹林帯がない。したがって、いずれの季節も樹林の景色に統一感があって美しい。

・1,800付近から登山道の日陰部や窪地部で顕著な積雪が見られる。
・数cm程度で歩行には支障ないものの、所々凍てついている。また、多いところでは靴が埋まるほど積もっている。
・急な登りが長く続いたのち、傾斜が緩やかになって間もなく稜線上の展望歩道分岐に到着。別山の景色がすばらしい。
    

●御池めぐり
・室堂から見た白山(御前峰)には積雪がほとんどない状況。
・池巡りコース付近には、そこそこ積雪あり。多くの池は凍り付いている。

  

・大汝峰から見た白山(御前峰)は、斑模様の雪景色。気象庁の推計積雪分布は概ね合っているようだ。
・ここからは、七倉山・四塚山方面がよく見える。また、背景には金沢や小松の平野の全景およびその先の日本海までが確認できた。 

 

・途中の翠ヶ池は凍っておらず湖面のブルーが美しい。
・湖の先の北アルプスの雪の状態がよく見える。日本海に近い立山はかなり積雪しているが、南に行くほど少なくなり、槍穂や乗鞍岳はうっすら白い程度。

 

●白山山頂
・13時御前ヶ峰着。午後になっても雲一つない快晴の景色。360度周囲の山々すべてが見渡せる。こんなことはめったにない。
・11/11からアプローチの県道が冬季閉鎖になる。今季初の雪山、今年最後の白山は最高の登山でした。

 


山行データ 1日目

山名・山域白山
山行ルート平瀬道~山頂付近
日付2024.11.09
所要時間9時間
山行人数1
天候快晴
山行記録7:26大白川登山口
9:15大倉山避難小屋
10:24カンクラ雪渓
10:39平瀬道・展望歩道分岐
10:51白山室堂11:07
11:32お池めぐり分岐
11:41大汝峰南・中宮道分岐
11:56大汝峰12:06
12:18大汝峰南・中宮道分岐
12:27翠ヶ池
12:56白山13:39
13:55室堂14:03
14:15平瀬道・展望歩道分岐
15:04大倉山避難小屋
16:20大白川登山口

しらみずの湯 ¥700 露天風呂あり
備考

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