
25/04
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山行記録
屋久島 淀川 中俣
4/25~5/4にかけて屋久島の本冨岳(モッチョム岳)の岩場と沢の自然探訪と探索を目的に遠征にやってきました。この時期の屋久島平野部の平均気温は21℃~14℃で3月~5月にかけて春雨前線の長雨の時期でもあり年間でも雨量が多い時期になります。過去の天気をみると雨の日が多く宮之浦川の遡行も山行プランにいれていたのですが、屋久島は焚火が禁止というのもあり、標高の高い場所での谷中泊は厳しいのと3日~4日間安定した天気を期待するのは難しいだろうということで日帰り沢へ行くことにしました。
4/26は淀川登山口から淀川小屋の先にある橋から入渓します。水はまだ冷たいですが膝下くらいの場所を選んで遡行します。水はとても綺麗で深い所で太陽の陽が入るとエメラルドグリーンに輝きます。そして世界自然遺産の屋久杉に並んで、自然の森では失われつつある照葉樹林の新緑が芽吹く森も見られ楽しみながら遡行することができました。
出だしは、滝はなく、標高差があまりないので滑床が続き、滑床が樋状になった所、発達したポットホールに溜まった透き通ったエメラルドグリーンの色をした美しい水たまり、苔むした岩など、天国のような渓相です。
その後はプチゴルジュ帯や幅いっぱいの滑床、深いエメラルドグリーンに輝く淵と、かわるがわる美しい渓相に癒されながら遡行します。
だんだんと幅が狭くなってくると湯泊歩道と交わり花之江河を経由して登山道で屋久島の森に癒されながら淀川登山口へ降ることができます。屋久島の沢では是非おすすめの1本だと思います!