白山 御池巡りと南龍ケ馬場がよかった
・北陸方面に出かける用事があったので、久々に白山に登ることにした。
・時間がない中であったが、御池巡りと南龍ケ馬場は必須と計画
・自家用車で市瀬に移動。
・土日は別当出合への車両乗り入れは禁止なので、市瀬に駐車。
・30人乗りくらいのマイクロバスで別当出合へ。片道\800。約13分。
・砂防新道の入口である吊り橋を渡って登山道に入る。
・砂防新道下部は標高1,800mくらいまでの長い範囲がブナ林に覆われている。
・1,800m以高は、ダケカンバ主体でオオシラビソが疎らに生える風景となる。
・標高を上げるに従い、観光新道尾根や千振尾根など周囲の景色が見えてくる。
・全般に日陰がちで涼しく快適だったので、甚之助ヒュッテまで休憩なしで快調に登る。
・小屋~南竜分岐、黒ボコ岩手前の急坂以外は緩傾斜の登り。朝のうちはまだ涼しいので助かる。
・北陸はしばらくまとまった雨がないためか、延命水は涸れていた。
・黒ボコ岩から弥陀ヶ原に出て、眼前に御前ヶ峰が現れるシーンはいつ来ても感動的。
・木道を歩きながら弥陀ヶ原の広大な風景を楽しむ。
・ハイマツの茂る五葉坂を10分程度登ると眼前にいきなり室堂が現れる。
・室堂前で休憩ののちハイマツ帯を横切って着けられた道を辿って御前ヶ峰。
・三角点で写真を撮ってもらい、方位盤の南側でアルプスを眺めながら休憩。
・山頂の北側から御池巡りコースに入る。
・御宝庫から急な岩場を降りて、油ヶ池→紺屋ヶ池→翠ヶ池→血ノ池→千蛇ヶ池と移動。
・これらの池はいずれも過去の噴火口とされている。
・油ヶ池は水が枯渇していた。一番大きな翠ヶ池は青く美しい。
・千蛇ヶ池は万年雪に蛇を閉じ込めた伝説がある。近年の温暖化で、夏場は雪渓が解けて水面が露出しがち。蛇はすでに逃げ出したかもしれない。
・室堂に戻って御前ヶ峰の南側に位置する平瀬道から展望歩道に入る。
・ハイマツで覆われたただだっ広い平原を南下し、平原の南東端から少し下るとアルプス展望台。
・この辺りから南龍ケ馬場の全容が見て取れる。シラビソの点在する尾根に取り囲まれた箱庭のような湿原の風景。
・景色を見下ろしながら平原へと下る。
・渇水気味の夏ではあるものの、この湿原では小沢が水を流す音があちこちから聞き取れた。水は豊かで冷たく澄んでいる。
すでに営業を終えた南竜山荘前のベンチで休憩後、南東龍ケ馬場を後にする。
・休憩なしに一気に砂防新道を下る。標高を下げるとともに暑さが増す。
・15時前に別当出合に帰着。
山行データ 1日目
山名・山域 | 白山 |
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山行ルート | 御池巡りコース,展望歩道コース |
日付 | 2023.09.03 |
所要時間 | 7.5 |
山行人数 | 1 |
天候 | 晴れ |
山行記録 | 別当出合07:42ー08:10中飯場08:36ー別当覗ー09:03甚之助避難小屋09:15ー09:31南竜分岐ー10:02黒ボコ岩ー10:08弥陀ヶ原・エコーライン分岐ー10:19白山室堂10:30ー11:02白山11:18ー11:39翠ヶ池ー11:46お池めぐり分岐ー12:08山頂池めぐりコース分岐ー12:20平瀬道・展望歩道分岐12:23ー12:43アルプス展望台12:50ー13:18南竜山荘13:30ー13:37南竜道・エコーライン分岐ー13:47南竜分岐ー14:35中飯場ー14:57別当出合 |
備考 |