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2025年1月11日、会の仲間3人で、八ヶ岳の赤岳に行ってきました。

三連休で常念岳に行く予定でしたが、準備不足などもろもろの事情もあり、前夜発日帰りで赤岳に行くことに。美濃戸口からではなく、東面の杣添尾根からのアプローチです。

前夜に近くの某公園の駐車場で仮眠。ちょうど日本海側では警報級の大雪が降っていたころ。八ヶ岳あたりはそういうことはなく、道中も平穏に着けました。ただ、けっこう冷え込んで寒かった。

早朝に横岳登山口に移動。マイナーなルートだと思っていましたが、意外に人気のようで6時過ぎに着いたころは駐車スペースのわずか。後から到着した車は路上に駐車していました。

別荘地のあいだをぬって樹林帯をたどります。ありがたいことに先行のトレースがばっちり。トレースがなければ杣添尾根も中腹あたりだと、ひざから腿くらいのラッセルになっていたのではないでしょうか。

途中「大休止」(笑)をはさみながら、樹林帯を抜けると、周囲の山が見えだします。富士山がきれいに見えました。

正面に見えるのが、主稜線。

稜線に上がる前は、斜度も出てきて、あえぎながら登ります。

あそこを目指すのだ。

稜線に出たら、西風が強いだろうと、着込みましたが、風は冷たいものの微風で拍子抜け。この日は終日陽が差し、風も穏やか。こんな優しい八ヶ岳はあまり記憶がない・・・。日ごろの行いのおかげだろうか。

稜線からは、はしごや鎖場がでてくる尾根を慎重にたどります。滑落したらしゃれになりません。アイゼンワークの基本に忠実に・・・。

天望荘に着きました。あと少し。

ミックス帯の急斜面をひたすら登っていきます。

着いたー。お疲れさま。

もっとゆっくりしたかったけど、帰りがある。あとは来た道を慎重に下ります。

杣添尾根に入ってからは、途中でアイゼンを脱いで、高速で下る。駐車場に着いたころには、朝いっぱいだった駐車場もガラガラになっていました。

久しぶりに天候に恵まれ、よく歩いた気がしました。

雪山は正しい知識と技術、体力をもって、気心の知れあったメンバーが助け合いながら、経験値を積み重ねることがなにより大事。山の会でしか培えないものです。

がんばりましょう!

 

 

 

 

 


山行データ 1日目

山名・山域赤岳
山行ルート杣添尾根から赤岳
日付2025.1.11
所要時間9時間40分
山行人数3人
天候晴れ
山行記録6:30 駐車場
10:15 主稜線
11:35 赤岳天望荘
12:20 赤岳
13:00 赤岳天望荘
14:00 杣添尾根分岐
16:10 駐車場
備考

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