無雪期救助訓練@御在所
6月2日(土)は、ここ数年恒例となった清掃登山前日の無雪期救助訓練を御在所で行いました。
事前に例会2回を使って机上講習を行い、当日は実地訓練です。今年は新人さん2人を含め9人が参加しました。
〇想定
少人数パーティ(2~5人)の一般ルートの山行で、メンバーの一人が滑落して怪我した(意識あり)といったシチュエーションを想定します。
残ったメンバーのうち一人が懸垂下降して応急処置、登り返して救助を要請(または引き上げ搬送)までを実施します。
〇装備
一般ルートの山行で普段携行する装備を使います。
・カラビナ(安全環付き2、ストレート3~4)
・シュリンゲ3~4、
・細引き30m
(※訓練のため、バックアップ用に、ハーネス、ヘルメット、ロープを持参しました。)
〇実施項目
滑落者に声掛け(意識の有無の確認)→ロープを固定しムンターヒッチ(半マスト)で要救助者の場所まで懸垂下降して、要救助者の状態を確認。
→ケース1:引き上げができない場合(他にメンバーがいない/要救助者を動かせないなど)、要救助者の安全を確保した上で、救助者が登り返して助けを呼びにいく。
→ケース2:引き上げができる場合(他に複数のメンバーがいて要救助者を動かせる)、救助者を補助しながら、3:1システムなどで引き上げてもらう。
→背負い搬送
9:30頃訓練開始しました。
まずは先生の説明を聴くのだ。 ふむふむ。
2つの班に分かれて実施します。
まずはケース1の訓練から。
ムンターヒッチで懸垂下降。
今いくからなー 待ってろよー
午後からはケース2の訓練。
3:1システムで引き上げます。
もうすぐ助かるよー んーこらしょ、どっこいしょ
背負い搬送
ザックのショルダーストラップの下部に、テントマットなどで巻いたストックを通します。このストックは、要救助者の大腿部を載せて座りやすくするためです。
カッパの両袖を、ザックのウェストベルトに括り付け、カッパ本体を下から上へ回して要救助者のお尻にかぶせます。上側にきたポケットにタオルなどを入れて突起を作り、その突起の基部をシュリンゲにてマスト結びで括り、そのシュリンゲの他端をザックのショルダーストラップ上部などに括りつけます。
…この説明がよくわからんかったらネットで検索してね。
つまり、こんな感じ。
一日かけて、じっくり訓練できました。新人さんもイメージ掴んでいただけたかな?
山では何が起こるかわからないので、いざというときに実行できるように、繰り返し練習することが重要ですね。
皆さま、お疲れさまでした。
そして、訓練の後は、恒例の懇親会。今年はBBQを楽しみました!
どこかでお会いできることをたのしみにしています。
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山行データ 1日目
山名・山域 | 御在所 |
---|---|
山行ルート | |
日付 | 2018.06.02 |
所要時間 | |
山行人数 | 9名 |
天候 | 晴れ |
山行記録 | |
備考 |