○概要
・当初雨予報だった日曜日が晴れ予報に変わったので、御池岳の花と新緑を楽しむべく急遽単独行を計画
・単独なので電車を利用し、木和田尾根から白瀬峠に上がって、真の谷経由で御池岳にアプローチする。

○白瀬峠まで
・駅から簡易パーキングふじわらまで歩き、ここで身支度する。この時期にしては気温が高く湿気が多い。
・特に、ヒの付く動物対策としてスパッツを装着後、防虫スプレーを足回りに吹きかける。
・パーキングから500mほど歩き、獣害対策ゲートを通過し白瀬峠登山口まで。ここから山道になる。
・最初は谷沿いに進み、送電線と交わるあたりで尾根を一つ跨いで別の谷に入り傾斜が緩やかになって640m付近で木和田尾根に乗る。
・木和田尾根は、緩やかな登りでブナ、ミズナラ、カエデなどの新緑が美しい。ヤマツツジもよく見かけた。風が通るようになって涼しくなった。
・865m付近の分岐で右折。斜面をトラバースするように横移動。緩傾斜地の箇所ではバイケイソウやヤブレガサの湿性植物の群落を形成。
・ほどなく白瀬峠着。
 

○奥の平まで
・白瀬峠から真の谷に、斜面をトラバースするように緩やかに下る。標高差は140mくらい。真の谷はコバイケイソウが繁茂する雰囲気の良い渓流。桃源郷のたたずまい。
・ここから先は尾根伝いに奥の平に登ることに。斜面の上部は苔生した岩が多く点在する地帯となった。岩の間を縫って進む。
・シロヤシオが目に付く。地面には、あちこちにニリンソウが生えている。傾斜が緩やかになって樹林が無くなり、目の前が開ける。奥の平に到着。

○御池岳・鈴北岳まで
・天気は良いが、標高が高いせいもあってさほど暑くはない。
・奥の平はカレンフェルトが点在するカルスト地形の見晴らしの良い平原。見通しの良い平原の景色を眺めながら周遊する。
・平原の中にもアセビやトチノキの林が点在する。
・ボタンブチ(急崖の縁)から見下ろす新緑の山肌がこの上なく美しい。
・オオイタヤメイゲツの林を抜けると御池岳山頂。岩の上でしばし休憩。
・ドリーネの池が点在する日本庭園の中を歩いて鈴北岳に至る。
・黄色の絨毯越しに見る御池岳のなだらかな山容が美しい。
・鈴が岳まで足を延ばすか考えたが、時間的に難しいと思い、ここから引き返すことに。

○下山
・鈴北岳から尾根伝いにカタクリ峠まで下る。その先は地味な傾斜の登りが続く。意外にもヤマツツジやシロヤシオを多く見かけた。
・地面には、イワカガミの群落。冷川岳(1054m)を通過する。その直下が白瀬峠。
・しばし休憩ののち、一気に木和田尾根を下る。

○ヒの付く動物に裏をかかれた。
・簡易パーキングふじわらでスパッツを外す。右足・左足それぞれのスパッツの裏側にヒルが3匹ずつ付いていた。
・ヒル対策のスパッツが裏目に出た。文字通りヒルに裏をかかれた。

○確認した花々
・ヤマツツジ、シロヤシオ、ミヤマハコベ、ニリンソウ、ミヤマハコベ、トウダイグサ、アセビ、マムシグサ、タチツボスミレ、ツボスミレ、イワカガミ、トウダイグサ、タチイヌノフグリ、その他調査中の花数種類

山行データ 1日目

山名・山域御池岳
山行ルート木和田尾根
日付2025.05.18
所要時間8時間
山行人数1
天候晴れ時々曇り
山行記録
備考

御池岳に関連する山行

climbing record
04
20
日帰り山行(無雪期)

カタクリが咲く御池岳

climbing record
10
30
日帰り山行(無雪期)

リスに会いたくて 御池岳

climbing record
05
08
climbing record
04
24
日帰り山行(無雪期)

春の御池岳へ