八ヶ岳 大同心稜
2月8.9日でバリエーションの入門ルート、八ヶ岳の大同心稜に登ってきました。
8日の朝に名古屋を出発して9時半頃に美濃戸口に到着、駐車場には既に多くの車が・・・アセりましたが、無事駐車出来ました。さすがに人気の山域ですね。
身支度を整え出発します、前日まで名古屋でも冷え込んでいたので覚悟していたのですが、暖かい・・
3時間位で赤岳鉱泉に到着、テント場の混雑も心配していましたが、こちらは比較的余裕が有りました、小屋泊が多いのかな。
名物のアイスキャンディ
テント設営後、明日に備えてトレーニングにジョーゴ沢へ出かけました。F1でアイスでのバイルとアイゼンの使い方を教えてもらい、F2でロープワークの確認をしました。さらにツルツルに凍った場所でアイゼンワークを習います。(アイスでは妥協せずにしっかり効かせる!)
今回は小屋で飲料水を頂けるので時間に余裕が有ります、そのまま登って行き乙女の滝、ナイアガラの滝を眺めて(HCSさんは登りたかったはず・・・)テントに戻りました。
夕食は冬合宿と同じく鍋にしました、冬合宿では◯ニーを入れ過ぎてスープがほぼ無くなってしまう失敗をしたためリベンジです。鶏肉とキノコとカット野菜ミックス、締めに雑炊にしました。写真を撮り忘れましたが上手くいったと思います(鍋で失敗する方がミラクル?)
9日は赤岳鉱泉のブログで最低気温-17度、最高気温-4度、底冷えで何度か目が覚めましたがしっかり寝れて、6時に元気よく出発です。
大同心稜の急登尾根をひたすら直登して、1時間半で大同心の基部に到着。異世界感がすごい!!
ここを右にトラバースしてから、岩と雪と氷のミックス部を2ピッチ、ロープを出して突破します。
風が強く、ビレイ中に手足が冷えていきます。。そこから稜線へは難しく無いものの、トレースが無く踏み抜きが多い、いやらしいルートでした。
そして稜線にでてみると、、すさまじい風に吹き飛ばされそうに。思わず身の危険を感じ、ピッケルを差し込み、ヒザを着いて耐えます(正しくないかも)。この時点で赤岳に行く予定を硫黄岳へ変更、一歩一歩、風に耐えながら進み、やっと風の弱い所で休憩が出来ました。快晴なんだけどな~
外付けしていた時計はフリーズ(その後無事復活)
指先の感覚はなくってしまいした(軽~い凍傷?に、今でもキーボードを打つ指が少し痛いです)
硫黄岳を経て、11時過ぎ赤岳鉱泉に到着、テント等撤収。
14時に美濃戸口に下山しました。
色々な経験でき、とても充実の山行でした!!
山行データ 1日目
山名・山域 | 八ヶ岳 |
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山行ルート | 大同心稜 |
日付 | 2020.02.08~09 |
所要時間 | 1日目 約6時間 2日目 約7時間 |
山行人数 | 二人 |
天候 | 1日目 曇り時々晴れ 夜~明け方 小雪 二日目 曇りのち晴れ |
山行記録 | 一日目 美濃戸口 9:50 赤岳鉱泉 12:45 赤岳鉱泉 13:45 ジョウゴ沢 赤岳鉱泉 16:30 二日目 赤岳鉱泉 6:00 大同心基部 7:30 硫黄岳 10:10 赤岳鉱泉 11:15 赤岳鉱泉 11:55 美濃戸口 14:00 |
備考 | 赤岳鉱泉から美濃戸口までの下山道のアイスバーンに注意。 |