20/02
09

2月8.9日でバリエーションの入門ルート、八ヶ岳の大同心稜に登ってきました。

8日の朝に名古屋を出発して9時半頃に美濃戸口に到着、駐車場には既に多くの車が・・・アセりましたが、無事駐車出来ました。さすがに人気の山域ですね。

身支度を整え出発します、前日まで名古屋でも冷え込んでいたので覚悟していたのですが、暖かい・・

 

3時間位で赤岳鉱泉に到着、テント場の混雑も心配していましたが、こちらは比較的余裕が有りました、小屋泊が多いのかな。

名物のアイスキャンディ

 

テント設営後、明日に備えてトレーニングにジョーゴ沢へ出かけました。F1でアイスでのバイルとアイゼンの使い方を教えてもらい、F2でロープワークの確認をしました。さらにツルツルに凍った場所でアイゼンワークを習います。(アイスでは妥協せずにしっかり効かせる!)

 

今回は小屋で飲料水を頂けるので時間に余裕が有ります、そのまま登って行き乙女の滝、ナイアガラの滝を眺めて(HCSさんは登りたかったはず・・・)テントに戻りました。

夕食は冬合宿と同じく鍋にしました、冬合宿では◯ニーを入れ過ぎてスープがほぼ無くなってしまう失敗をしたためリベンジです。鶏肉とキノコとカット野菜ミックス、締めに雑炊にしました。写真を撮り忘れましたが上手くいったと思います(鍋で失敗する方がミラクル?)

 

9日は赤岳鉱泉のブログで最低気温-17度、最高気温-4度、底冷えで何度か目が覚めましたがしっかり寝れて、6時に元気よく出発です。
大同心稜の急登尾根をひたすら直登して、1時間半で大同心の基部に到着。異世界感がすごい!!

ここを右にトラバースしてから、岩と雪と氷のミックス部を2ピッチ、ロープを出して突破します。
風が強く、ビレイ中に手足が冷えていきます。。そこから稜線へは難しく無いものの、トレースが無く踏み抜きが多い、いやらしいルートでした。

そして稜線にでてみると、、すさまじい風に吹き飛ばされそうに。思わず身の危険を感じ、ピッケルを差し込み、ヒザを着いて耐えます(正しくないかも)。この時点で赤岳に行く予定を硫黄岳へ変更、一歩一歩、風に耐えながら進み、やっと風の弱い所で休憩が出来ました。快晴なんだけどな~

外付けしていた時計はフリーズ(その後無事復活)
指先の感覚はなくってしまいした(軽~い凍傷?に、今でもキーボードを打つ指が少し痛いです)

硫黄岳を経て、11時過ぎ赤岳鉱泉に到着、テント等撤収。

 

14時に美濃戸口に下山しました。

 

色々な経験でき、とても充実の山行でした!!

 


山行データ 1日目

山名・山域八ヶ岳
山行ルート大同心稜
日付2020.02.08~09
所要時間1日目 約6時間 2日目 約7時間
山行人数二人
天候1日目 曇り時々晴れ 夜~明け方 小雪 二日目 曇りのち晴れ
山行記録一日目
 美濃戸口  9:50
 赤岳鉱泉  12:45

 赤岳鉱泉  13:45
  ジョウゴ沢
 赤岳鉱泉  16:30

二日目
 赤岳鉱泉  6:00
 大同心基部 7:30
 硫黄岳   10:10
 赤岳鉱泉  11:15

 赤岳鉱泉  11:55
 美濃戸口  14:00
備考赤岳鉱泉から美濃戸口までの下山道のアイスバーンに注意。

八ヶ岳に関連する山行

climbing record
06
29
岩登り(アルパイン)

ガスの八ヶ岳 小同心クラック

climbing record
02
04
アイスクライミング

八ヶ岳 醤油樽の滝

climbing record
02
03
アイスクライミング

八ヶ岳 クリスマスルンゼ

climbing record
02
03
climbing record
12
23
日帰り山行(積雪期)

阿弥陀岳 南稜

climbing record
12
17
climbing record
02
01
climbing record
12
29
12
17
泊まり山行(積雪期)

合宿練習@赤岳(途中敗退)

climbing record
09
11
岩登り(アルパイン)

稲子岳 南壁 左カンテ